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UEFA Champions League 2011-12 best8 2nd leg :BAR vs MIL [サッカー]

0-0以外では均衡と言う状況のない行って来いの CLでの第二戦。

バルサPK先制も、33分にノチェリーノのゴールでミランは 1-1 に追いついた。
これでアウェイゴールでミラン優勢に。

と言ってバルサは何を変えるでもなく、自分たちノンフィールドでいつものように。
クエンカ左で、アウヴェス右で高い位置に構えて相手ゴールに迫っていく。

前半でネスタに黄紙、これはミランにはキビシイ。
そんなこんなな中で、40分、バルサはこの試合 2個目の PK。

クエンカ右の時は左が低め。イニエスタは低いところから中に、縦にが好き。
自由な、柔軟な、かたち。

後半開始も一点を巡る攻防。

攻め込まれる状況下では、
プジョル、ピケ、マスチェラーノで、ズラ、KP、ロビーニョを抑える。

ミランは真ん中カウンター基本で、サイドアタック主体ではないので、
バルサは、アウヴェス 2列目、左はイニイエスタ二列目だけ。

53分メッシの真ん中でのドリブル、そこからのシュートが DFにあたったこぼれ球を
そこに詰めたイニエスタが冷静にキメて、ホントの意味でのリードを奪う。
位置的にも、気持ち的にも、攻めこむことで何かが起こる。
それは、舞台が大きくても、堅い守備の相手でも、切れ味するどいカウンターが相手でも、
向かっていく勇気を持てるのか、それをやり続けられるのか。

バルサはそれをやっている。
そして、カンプ・ノウという自分の庭では更にその自信が倍増する。
(この試合では審判もカンプ・ノウに飲まれている感有り)

62分にはシャビに替えてチアゴ投入。

ミランのカウンター気味の攻撃はスピードも迫力も十分。
バルサは間一髪でかわす。

69分、KPに替えてパト投入。ロビーニョ、ズラと 3FW。
73分 ピケがケガでout アドリアーノin。今シーズンのピケは流れが良くない。
77分 セスクout、ケイタin。
82分 パトout、マキシ・ロペスin。
パト、メッシのように体を基本的に改造したほうが良い。ミランなら出来るはず。

今シーズンのバルサは、ポジションという考え方を薄くして、
メンバー構成に関しての制約を極力なくすことに成功している。
よって、ケガや相手の出方が奇襲的なものであっても、柔軟に対応できる。
皆んなが、シュートできて、パスできて、ボール奪取する。その能力レベルは高い。
そして共通の距離感と、動きの連鎖の共通意識。

これの完成度が今シーズンはだいぶ上がってきて、大きな試合、強い相手でもでも違和感なく、
試合を進めることができるようになっている。
ペップバルサの目指すところはそんな懐の極めて深い、なんというか柔道の達人のような感じなのかと思う。

ということで、チェルシーを下した後は、CL決勝でのクラシコか、
史上初の CL決勝ホーム開催となるバイエルンか。どっちにしても熱い戦いが期待大。
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