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Super Bowl LI @NRG Stadium [NFL]

1QTR NE 0 - 0 ATL
前半を終わって NE 3 - 21 ATL。

前半終了時のスタッツはまた面白い
NE / ATL
RUSH 35 / 86
PASS 175 / 103
TOTAL 210 / 189

ファルコンズは狙い通りランを出せている。

POSS 19:35 / 10:25
これまた、ファルコンズの形、短い時間でスコアする。

TURNOVERS 2 / 0
そしてこの 2を 14点につなげたファルコンズ。

その時点でこの試合の結末は想像できない。



今シーズン出場停止から復帰した試合でのブレディは
キックオフから気持ちが入り集中力に満ちあふれていた。
完璧な試合運びで完勝。
ブレディの気持ちがチーム全体に波及して、彼だけではなく
集団としての集中力が高まっていた。

しかしこの試合の前半は、緊張と言う事でもなく、なんとなく気持ちが入り切らない、
一体感のないスタートをそのまま引きずってしまった印象。
それが慣れだとすればそれはまた贅沢な悩みなのか。
ペイトリオッツの攻撃はパスドロップやミスコミュニケーションが多い。

しかし、このチームの凄みは修正能力と、本気を出したときの一体感と集中力。

後半ので出しは、両チームパント。NEは更にパント。
この試合、守備は両チームともに良い動き。反則も少ない。

3QTR 残り 8:31 で NE 3 - 28 ATL 
ベリチックヘッドコーチも流石に、なにしとん、って表情。
もう、文字通り崖っぷちに追い込まれた状態。

その返しの NEのドライブも 3RD downに追い込まれながら
なんとか進んでいる、リズムはまだ無いながら。
ファルコンズの引いた、長いのをケアした守りの中で
3rd down 3 にエデルマンのパスというスペシャルプレーも実らず、
ここで 4th downギャンブルが辛うじて成功。
でもまた 3rd down 3、ここはブレディのスクランブルで事なきを得る。

13プレー、75yard 6:25 使ってやっとホワイトへの TDパス成功。
キック不成功。
3QTR 残り 2:06 で NE 9 - 28 ATL。
ファルコンズとしては、時間を使わせたのでまあ、良いでしょうという感じ。

流れを変えるべく、ベリチックはオンサイドキックを選択、
あわや成功かというところ、しかし先のポイントアフターを外したキッカーが、
更に10yard以内でボールに触り反則を取られるおまけ付き。
流れに乗れるきっかけすらつかめない。
相手陣40 yardからファルコンズの攻撃。

ここでファルコンズ QBライアンのヘルメット内無線不具合でタイムアウトを取る。
あと 1QTR 19点差だからこそ。この後のプレーで危うくサックされそうになる。
結局ファルコンズはこのシリーズパント。
このパントでのディレイオブゲーム、故意に。3QTR終了、NE 9 - 28 ATL。

ブレディが過去逆転した最大点差は 24PTS、このゲームはの点差は最大 25PTS
この大一番で人生最大の大逆転を演じることができるのか。
ブレディ残された時間は、1QTR 15分、自身の攻撃は 自陣13YRDから。
しかしこの攻撃も、バシバシパスがヒットするということではなく
ラッシュを嫌ってかショットガンを多用するがサックをされながら
中距離パスをなんとか決めてやっと FG。
まだ、リズムはイマイチ。
4QTR 残り 9:44 で NE 12 - 28 ATL。6+2 ×2 の点差。

時間を使いに行くファルコンズ、しかし 3RD &1。
ここでファルコンズの選択はショットガンで左バンチ、
ペイトリオッツは、10人前に集めて基本的にランケア。
ファルコンズの選択はパス、守備はキッチリパスに対応、想定内。
ペイトリオッツのラッシュは5人、MLBハイタワーは QBから見て右側サイドから
ブロックに来た RBフリーマンを難なくかわしてQBへ、
ファンブルフォース、そして守備がリカバー、この試合初のターンオーバー。
ペイトリオッツは、相手陣 25yardから攻撃開始、4QTR 8:24。

しかし、ファルコンズの守備はまだまだアグレッシブ、いきなりサックをかます。
パスを通すもゲイン無しでいきなり 3RDdown、しかしここでパスを決めてダウン更新。
その後、パス4本連続成功で TD ここにきて、守備がビックプレーで起動した本気モード、
これぞペイトリオッツのシンクロ、完璧なタイミング。
2ポイントは、ダイレクトスナップからのランで決めた。NE 20 - 28 ATL 4QTR 5:56。

気がつけばファルコンの尻尾に手が届くところまで詰め寄った。

その返しのファルコンズは RBフリーマンへのショートパスからのロングゲイン、
1プレーで 50yardまで、その後、スーパー Jジョーンズのライン際のマジックキャッチで更にゲイン、
敵陣 21yardまであっという間に進む。
ライアンの走りながらのピンポイントパスに、ジョーンズのスーパーキャッチ。
こちらはザ・ファルコンズという攻撃を披露。
しかし、ここでペイトリオッツの守備がサックを決めてフールドゴールレンジから追いやってしまう。
何という攻防、これぞ頂上決戦。ペイトリオッツの底力、結局、パントに。
ペイトリオッツ自陣 9yardから残り 3:30。

ブレディまた、3RD&10、しかしそこからパスでのダウン更新のスタート、
ファルコンズのアグレッシブな守備が続く。

エデルマンへのロングパスは、守備に触られ、ボールが踊り、ほんのギリギリ、
相手の足に跳ねたボールを地面すれすれで確保し、ダウン更新。これまた素晴らしい集中力。
この流れを活かして、更にパスを決めてダウン更新。ここで2minuits。
更にパス、もう一本パスで、もう残るは inch、ここはランで TD。
素晴らしい連続攻撃、またも極シンクロモード。2ポイントもパスで決めて同点。
NE 28 - 28 ATL 4QTR 0:57。


ペイトリオッツのレシーブで、Super Bowl 51回めで史上初の延長線へ。
自陣 25uardから
パス(ホワイト)左、
パス(アメンドラ)右、
パス(ホーガン)左、
パス(ホワイト)左(LOSS)、
パス(エデルマン)中、
スクリーンパス(ホワイト)、
パス(ベネット)右(失敗・反則)、1yard。
パス(ベネット)右(失敗)、
ラン(ホワイト)右で TD。
8プレー、75yard、3:58のリズミカルな、ブレディ自身最大得点差を
逆転延長決勝TDドライブで完結。
ブレイディ&ベリチックの集大成。

NE / ATL
RUSH     104 / 104
PASS      442 / 240
TOTAL   546 / 344
POSS 40:31 / 21:27
TURNOVERS   2 / 1

1 2 3 4 OT
NE 0 3 6 19 6 34
ATL 0 21 7 0 0 28

なんとまあ、ホントに長い戦いだった。スーパープレイも見せながら、攻守ともに素晴らしい、
プレイクロック60分、4時間を超える試合は、頂上決戦の名にふさわしい歴史的一戦だった。

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