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11-12 バルサのカタチ [サッカー]

ボールが大好き、というキャラは更に強まった感も。

3-4-3 というフォーメーション、というかメンバー構成。
バルサにフォーメーションは無い。
(後ろの 3 に本職 CB無しって、つまり 0-4-6 )

ボールを持つ、相手が持つと即座に奪う。
守備をするというのは、セットプレーのみ。

ボールを持つと、その時点から有機的に動き出す。
バルサの面々は、常に自分と相手の距離の中心に移動し続ける。
ここでいう相手、は相手チームに限らず、フィールド上の人の隙間を
常に漂い続けるのが基本。ボールが動けば、相手も動くので、自分も動く、
その連続でバルサの面々はちょっとづつ動き続ける。

そんな中で、ダッシュで移動したり、ドリブルで移動したり、
他人の隙間と言っても、エライ狭いところも通り抜ける。
相手がどんなに近くても、相手がいないかのごとくプレーするバルサの面々は、
時間の感覚が異なっている。ここがすごい。一番はメッシ。
相手の足が、ボールから 1mm でも離れていればそれが何本あろうと、
自分の制御下にいると確信している。


で、このスピードの変化があると皆がそのスピードに合わせて動く。
つまり、ボールの近くは速く、遠くはちょっとした調整。

連続していくこの動きは結局のところポジションの概念が無い。
スタート位置こそ 3-4-3 でもボールが回り続けると人が動き続け、
気がつけば、最終列の人も最前列に、そしてゴールにも絡む。

ほんと、頭は働き続ける必要がある。
移動距離が長くても、ダッシュの距離や長距離のスプリントの回数は少ない。
体力的にはかなり省エネ、ただし頭脳はフル回転。こっちは疲れる。

バルサの試合を天頂から見ればたぶん見たことのない絵が現れるはず。

次元が違う感じが楽しい。
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