サンフランシスコvsニューオリンズ NFL 2011-12 Divisional playoff [NFL]
今シーズンのチームのキャラで言えば、
守りの49ers、攻めのセインツ。
とは言ってもプレイオフになればそれも小さい要素なのかもしれない。
この試合も最初に14点に到達したのは 49ersだった。
そしてセインツが、追い越すのは4Qになってからとなる。
ここまでたどり着くチームと言うのは、数字とは関係なく、
勝つために点を取る方法と、勝つための守備のやり方は心得ているし、
そのための選手は揃っている。
そして、この試合この4Qからフットボールの面白さと難しさを存分に見せてくれる。
セインツがTDで49ersを1点リードした折り返しのドライブを49ersはTDに結びつけた。
TDはQBスミスが左のサイドラインを駆け上がるスイーププレー。残り 2:11。
2ポイントコンバージョン失敗で 29-24。
その次のドライブでセインツはTDを奪うことに成功、こちらは2ポイントコンバージョン成功。
29-32 となって残り 1:37。
この最終版の点の取り合いが、ハイスピードで進んでいく。時間コントロール無し。
これが、このハイパーで鮮やかなブリーズセインツの攻撃がしかし
仇になってしまうからフットボールは難しい。
ホームチームがTDまでたどり着くのに 1:37は十分。
守備キャラの 49ersがこのドライブをTDに残り8秒で完遂するのだからホームのファンは歓喜乱舞。
攻撃が素晴らしいが故に時間を残し、守備キャラの49ersが鮮やかな攻撃で試合を制してしまう。
プレイオフはほんとに素晴らしい。
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