F1開幕戦 オーストラリア [F-1]
フェラーリ+ライコネン。
皇帝去りし跳ね馬軍団の不安を一掃する一戦。
久々によく走る車を得たライコネンは圧倒的なスピードで
他を引き離した。
その生き生きした走りは久々。
今シーズンの注目。
速さと脆さと、そのエッジの雰囲気がいい。顔はちょっと丸くなったけど。
チャンピオンアロンソも手堅く2位表彰台。
チームが変わったと思えないくらい変わらない安定した走り。
悪く言うとつまらない、かも。
でもコンビを組むハミルトンがいい。速く、そして安定している。
このハミルトンがレース慣れしてくるとアロンソに肩を並べる。
その時、アロンソは更なる高みにいけるのか。
シーズンとしては新たなドライバーの出現、
そして日本メーカの動向、いろいろとあるが、
初戦ということもあるのか、レース中のバトルは少なかった印象。
昨シーズンのニコのようなアグレッシブなシーンは少なかった。
終わってみればテストの状態そのままと言った感じ。
やはり、HONDA、BMW、TOYOTAが速くならないと
チームが変わっただけ、シューがいなくなっただけになってしまう。
琢磨が速かったのはたぶん去年型のホンダのマシンだから、
熟成されているから、だからシェイクダウン直後でもちゃんと走った。
裏を返せば伸びしろが少ない。
逆にHONDAは新しすぎてちゃんと走っていない。
ヨーロッパラウンドまでは開発中、テストってところだろうう。
なんだかんだ言っても楽しみは多い。
先の読めない2007のF1.
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