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UEFA Champions League 2011-12 Final [サッカー]

一発勝負の決勝をCL史上初のホームでを実現したバイエルン・ミュンヘンと
劇的復活のチェルシーの対戦。

ホームとは言っても CL決勝なのでスタンドは、チェルシーファンも、中立もいて、
そこはいつもの赤一色のフースバル・アレナ ミュンヘンの雰囲気ではない。

チェルシーのダビドルイス、ケーヒルはどうにか間に合った、間に合わせた。
テリーとイバノビッチ不在なのでこれは不可欠。
だとしても、両チーム出場停止にメインメンバーが複数。(宇佐美ベンチイン)
スペインの二強を下すのに要した代償は小さくない、がお互い様。

アウェイ、チェルシーのキックオフでスタート。

シュバインシュタイガーにハンドで黄紙、2分。
4分、初シュートは真ん中からそのシュバインシュタイガー、そしてこれが CK。守るドログバ。
この一連はクロースのシュートが外れて終わる。

両チームなれない布陣でのゲームでもあり慎重な入り。
20分のロッベンのシュートはチェフの好セーブで CK。
そんな展開でホームバイエルンの CKは、24分までに 7回。

ボアテングvsドログバ、専任ぎみ。
ダビドルイスvsゴメス。でもルイスは広域をカバー。

チェルシーはケーヒルの攻め上がりからペナルティエリア少し外から FK獲得。
マタのキックは、ゴールの上へ少し抜ける。カルー、ドログバだけで攻撃な感じからの意表をついた展開。
バイエルンはコンテントがらい沿いを攻め上がりクロスにミュラーのシュートは左に外れる。
バイエルンはここまで、リベリ、ロッベン、ゴメス、ミュラー、シュバインシュタイガーが
シュートを放っているが無得点。36分。
ロッベン、リベリー、ゴメスとゴール前で触るもゴールならず。38分。
この時間帯両軍相手陣内での攻撃が行ったり来たり。

40分あたりからチェルシーが相手陣内でボールを回すようになる。

BAY 0 - 0 CHE で前半終了。
バイエルンのシュートは 13(2)、チェルシーは 2(1)。
この 13- < 2 > がバイエルンの焦りか、チェルシーの寄せの鋭さか。


バイエルン後半開始早々は、パスミスが、ハイテンションで入るわけではないようだ。
発煙筒、そしてその煙の中攻めるバイエルン。
48分、クロースもシュートを放つ。

ロッベン、リベリーの距離が近い場合がけっこうある、右で左で中央でも。
この2人とミュラーはフリーなポジショニング。

53分、チェルシーもミスから決定機を招くもオフサイドに救われる。
56分、クロース一発。 69分にももう一発。

バルサ相手に守りきった事がさらなる自信になったのか、守備の集中力は隙無しのチェルシー。
73分、走り回ったバートランドout マルダin。

75分、バイエルンCK、CK で攻め立てるも得点ならず。
コールがミュラーを倒して黄紙、81分。

83分、クロース、ペナルティエリア外の左から斜めに長いクロス、
大外からゴメス、ルイスの裏に入りこみ、ほぼフリーになったミュラーのヘッドで得点。

しかし攻め続けるバイエルン。ロッベンシュート外す。
直後カルーout、トーレスin。
85分、ロッベン倒したルイスに黄紙。
ミュラーout、故障明けのファンブイテンin。

トーレスが右サイドに持ち込んで得たこの試合チェルシー初のCK、
マタのキックにこの人ドログバ、一番ニアに走りこんでボールに自ら近づいて
ボアテングに押された勢いも活かしてのヘッド炸裂。すかさず同点。88分。
この状況、この時間帯、これぞチェルシー、これぞドログバ。

ファンブイテン入れたバイエルンが、トーレスを入れたチェルシーに追いつかれた。
そして90分経過、ロスタイム3分の表示。
86分眼光から覇気の消えたチェルシーサポータの声に俄然力がみなぎる。

90+4分、ドログバのFK外れて終了。延長へ。

バイエルンのキックオフで延長開始。
最初はトーレスの攻め上がりからペースを掴みバイエルン陣内でボールを動かす。

ドログバがペナルティエリア内でリベリーを倒して黄紙、PK、93分。
チェフはロッベンを止められるのか。
チェルシーサポータを背にチェフはこれを止めて見せる。

足を引きずる リベリーout、オリッチin 96分。

今日のベストメンバーでスタートしたバイエルンは後半から手詰まり気味。
有効な変化のカードがない。すでにミュラーもリベリーもいない。
そんななかで終了間際で先制してこれでイケるって思ってしまった隙をチェルシーは見逃さずに追いついた。
バイエルンは、手詰まり感を打破できず。逆にチェルシーのほうが崖っぷちから二度も生還し
負ける気はしていないのだろう。そして最後の 15分へ。

ボアテングが上がってきてシュート、そのまま攻め続けて
オリッチのクロスにバンブイテン合わせられず。107分。誰がシュート打っても入らない。
ドログバ足がつる。

ロッベンには2人行くのが基本のチェルシーは、決定的な仕事をさせていない。

久々のゴメス、ロッベンからのパス、ラームの持ち込みからのパスに反応するも
チェルシーの執念の守備に阻まれる。111分。ケーヒルも足がつる。
そのCK もトーレスのクリアで凌ぐ。

お互い疲労の中で攻め合うも守備の集中力は維持し続け 120分がアップ。PKへ。
体力の限界で戦った面々、最後の集中してしかも体が動くのか。
二戦連続PK勝利ができるのか。
バイエルンのサポータを背にノイアー、そしてすでに一本止めているチェフ。

  ラーム(チェフ触る)・ゴメス・ノイヤー・オリッチ・(チェフセーブ)・シュバインシュタイガー(ポスト)・
BAY:◯◯◯✕✕
CHE:✕◯◯◯◯
  マタ(ノイヤーセーブ)・ルイス・ランパード・コール・ドログバ

倒れこむ選手たち、しかしその意味は赤と青では天と地の差。

チェルシーは、入念な準備からバイエルンの攻撃を封じることに成功。
地元開催のファイナルに出る事が至上命題だったバイエルンは地元優勝を果たせず。
チェルシーは最悪の出だしから監督交代を経て終わってみれば二冠達成。
しかも内一つはロンドン勢初のチャンピオンリーグという成功にたどり着くとは、
2012年初頭にはだれも想像できなかったはずだ。
試合巧者っぷりを存分に魅せつけての戴冠。
どん底からの復活は、失うものが何もない、そして溜りにたまった鬱憤を晴らす方向にまとめあげ、
モウリーニョーの遺産を発揮させたディマッティオの手腕。
終わってみれば、このPKまで想定して、テリー、イバノビッチ、ラミーレス、メイレレス抜きで
のバイエルン対策の準備に余念がなかったことが窺い知れる。
早々に消えた、両マンチェスター、そしてロンドンのライバルアーセナル。残ったのはチェルシーだった。
念願かなったアブラモビッチオーナー。チェルシーは来シーズンはどんな姿で現れるのだろうか。

http://soupsoup.tumblr.com/post/23384437150/cameron-celebrates-chelsea-win-merkel-not-quite
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