2011-12 マンチェスター・シティの最終戦 [サッカー]
この試合、順風満帆ではなかった今シーズンの縮図のような試合だった。
先制はシティ。
ゴール前に進んだトゥーレ・ヤヤがパス、これをサバレタがシュート、
39分ゴールネットを揺らして先制する。
相手は、降格争いの渦中 QPR とは言っても今シーズン圧倒的な数字(18/19)を残した
シティのホーム Ethihad スタジアムでのゲームで先制したのだから、
このまま一気に、、、とは行かないのは今シーズンとお同じ。
攻撃のキーマン、トゥーレがこのゴールの前からもも裏を押さえるシーンが。
そんな中で、絶妙のアシストが出来るのも流石なのだが、44分に交代を強いられる。
嫌な予感、しかし先制、その後予感が現実味を帯びてきた。
守り倒す気満々の QPRだが、まさかの前半の失点でプランが危うくなるのだが、
マーク・ヒューズ監督は後半開始早々、ハイテンションでの攻撃を指示。
48分シセがシティのミスからのこぼれ球をこれぞ救世主という落ち着きでゴール。
前半20分で先制しているユナイテッドの現状を踏まえると、
いきなり優勝が遠のくシティ。
そんな中、57分、テベスの挑発に我を失った QPRキャプテンバートンが
赤紙三枚分くらいは暴走して退場。騒然のスタジアム。
試合の流れとは何が影響するのかわからないが、
完全に我を失ったキャプテンを見ていたチームメイトは、落ち着きを取り戻し、気合を入れなおして再開。
66分、それが結果につながりなんと QPRが逆転に成功してしまう。
予測不能の Ethihadスタジアムは両チームのサポーターの感情が渦巻くことに。
69分には、バリーに替えてジェコ投入。
そして75分、先発していた今シーズンの問題児①テベスを、問題児②バロテッリに交代。
結局のところ、この交代が今シーズンの縮図であり、
マンチーニの悩みの種であり、そして、勝因なのだ。
守りた押しながら時折鋭いカウンターを放っていた QPR。
しかし途中で10人になり、さすがに心身ともに疲労するQPR に対して、
切り札として投入されるのがジェコとバロテッリはキツイ。
特に、異次元のサッカー能力を持つバロテッリが(心が伴わないのが珠にキズ)
この日はキッチリ集中力をサッカーに振り向けているからたまらない。
神出鬼没でボールに触り QPR守備をかき回す。見るからに嫌がる QPRの面々。
このあたりは、バブリー シティの面目躍如。
で、このパワハラが炸裂する。
それも、90を過ぎてから。
もちろんユナイテッドはリードをも持っている。
追いつくゴールは、ジェコのヘッド。90分過ぎ。
これで、集中力が崩壊する QPR。
そこを突くのが、バロテッリ。
ゴール前、中央に突き進み守備を引きつけ、体制を崩しながらアグエロにパスを出す。
受けたアグエロは、守備を綺麗にかわしてシュートをキメてしまう。
90+2分のこの試合、最後のプレーがこれ。
狂乱のスタジアムは、ボルトンの引き分けで残留を決めた QPRサイドも混じって歓喜の渦。
雪崩れ込むファンでピッチはあっという間に埋め尽くされた。
我の強い兵どもに規律も、自由も程よく与え、目標を定め、負けても勝っても動じない。
問題児を、使い、戒め、ノセて、しかもチームをまとめた。
先発にテベス、まさにジョーカーのバロテッリを、最後に、キッチリ集中させて投入。
これで結果を出すのだからマンチーニもかなり進化した印象。
ユナイテッドを勝ち点 89で並ぶも、ゴールは多く、失点は少なく得失点差が 64/56 で 8点リードし、
ユナイテッドに 2度勝った(その内 1回はアウェイで 1-6大勝!!)のだから、文句なしの戴冠。
44年ぶりということは、ファン人生初優勝の人が大多数のはず。
しかも最終戦でホームで劇的に決めたのだから歓喜のほどは想像もできない。
リードし、再逆転、その勝因は物量、キーは問題児なのだから、今シーズンの縮図のような試合。
そして来シーズンも、続くのか。
またもはかない夢となるのか。
どちらにしても、しばらくは歓喜に酔うのだろう。
先制はシティ。
ゴール前に進んだトゥーレ・ヤヤがパス、これをサバレタがシュート、
39分ゴールネットを揺らして先制する。
相手は、降格争いの渦中 QPR とは言っても今シーズン圧倒的な数字(18/19)を残した
シティのホーム Ethihad スタジアムでのゲームで先制したのだから、
このまま一気に、、、とは行かないのは今シーズンとお同じ。
攻撃のキーマン、トゥーレがこのゴールの前からもも裏を押さえるシーンが。
そんな中で、絶妙のアシストが出来るのも流石なのだが、44分に交代を強いられる。
嫌な予感、しかし先制、その後予感が現実味を帯びてきた。
守り倒す気満々の QPRだが、まさかの前半の失点でプランが危うくなるのだが、
マーク・ヒューズ監督は後半開始早々、ハイテンションでの攻撃を指示。
48分シセがシティのミスからのこぼれ球をこれぞ救世主という落ち着きでゴール。
前半20分で先制しているユナイテッドの現状を踏まえると、
いきなり優勝が遠のくシティ。
そんな中、57分、テベスの挑発に我を失った QPRキャプテンバートンが
赤紙三枚分くらいは暴走して退場。騒然のスタジアム。
試合の流れとは何が影響するのかわからないが、
完全に我を失ったキャプテンを見ていたチームメイトは、落ち着きを取り戻し、気合を入れなおして再開。
66分、それが結果につながりなんと QPRが逆転に成功してしまう。
予測不能の Ethihadスタジアムは両チームのサポーターの感情が渦巻くことに。
69分には、バリーに替えてジェコ投入。
そして75分、先発していた今シーズンの問題児①テベスを、問題児②バロテッリに交代。
結局のところ、この交代が今シーズンの縮図であり、
マンチーニの悩みの種であり、そして、勝因なのだ。
守りた押しながら時折鋭いカウンターを放っていた QPR。
しかし途中で10人になり、さすがに心身ともに疲労するQPR に対して、
切り札として投入されるのがジェコとバロテッリはキツイ。
特に、異次元のサッカー能力を持つバロテッリが(心が伴わないのが珠にキズ)
この日はキッチリ集中力をサッカーに振り向けているからたまらない。
神出鬼没でボールに触り QPR守備をかき回す。見るからに嫌がる QPRの面々。
このあたりは、バブリー シティの面目躍如。
で、このパワハラが炸裂する。
それも、90を過ぎてから。
もちろんユナイテッドはリードをも持っている。
追いつくゴールは、ジェコのヘッド。90分過ぎ。
これで、集中力が崩壊する QPR。
そこを突くのが、バロテッリ。
ゴール前、中央に突き進み守備を引きつけ、体制を崩しながらアグエロにパスを出す。
受けたアグエロは、守備を綺麗にかわしてシュートをキメてしまう。
90+2分のこの試合、最後のプレーがこれ。
狂乱のスタジアムは、ボルトンの引き分けで残留を決めた QPRサイドも混じって歓喜の渦。
雪崩れ込むファンでピッチはあっという間に埋め尽くされた。
我の強い兵どもに規律も、自由も程よく与え、目標を定め、負けても勝っても動じない。
問題児を、使い、戒め、ノセて、しかもチームをまとめた。
先発にテベス、まさにジョーカーのバロテッリを、最後に、キッチリ集中させて投入。
これで結果を出すのだからマンチーニもかなり進化した印象。
ユナイテッドを勝ち点 89で並ぶも、ゴールは多く、失点は少なく得失点差が 64/56 で 8点リードし、
ユナイテッドに 2度勝った(その内 1回はアウェイで 1-6大勝!!)のだから、文句なしの戴冠。
44年ぶりということは、ファン人生初優勝の人が大多数のはず。
しかも最終戦でホームで劇的に決めたのだから歓喜のほどは想像もできない。
リードし、再逆転、その勝因は物量、キーは問題児なのだから、今シーズンの縮図のような試合。
そして来シーズンも、続くのか。
またもはかない夢となるのか。
どちらにしても、しばらくは歓喜に酔うのだろう。
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