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2016日本シリーズ1st@広島 [野球]

①小雨の中の登板で大谷が苦労した。
  経験の少ない広島で小雨交じりの投球で、とても気を使いながらの
  投球となった。でも、カープ打線相手に三失点は上出来。

②ファイターズの4番が、、、、
  ジョンソンの立ち上がりを、これぞファイターズという攻撃で
  安打、犠打、安打で一三塁から、4番中田、5番陽連続三振。
  三回、中島が12球目を選んで四球、岡も四球の一死一二塁からの
  ボールカウント1-1からのシュートを併殺打。
右打者得意のジョンソンに対して策のない、工夫のない2打席は
  いただけない。ワンバウンドのカーブを両打席ともに空振りは、、、、

③そこで矢野は、、、
  7回、レアード本塁打、続く走っても速い大谷が全力疾走での内野安打。
  100球を超えたジョンソンを攻めるには絶好のチャンスで、次はシーズン 31犠打成功の捕手大野。
  一死二塁で、その後は、持ち味をこの試合でも発揮している、西川中島岡で、ジョンソンを攻める、
  と思いきや、無死一塁で代打矢野。
  それはないでしょ。 しかもDHの無いこの試合で。
その後、二死塁無から西川9球目を安打に、中島も安打で繋いでジョンソンを降ろしたわけだから
ここでの併殺打は、全力疾走で安打をもぎ取った大谷に辛い結果。
  捕手も代わった、その裏に浴びた二被弾は偶然ではない。

 ここが一番の勝負の分かれ目。
  
個人的には、栗山監督はGM適性があるけどその試合での采配については、
あまりセンスを感じない。長期的なプランや、チームの雰囲気、モチベーション作りは
とても長けているようにみえるけど、いま起きている事に対する反応はそうでもない。

その意味で、第二戦のオーダーを試合終盤での代打大谷を想定した
ダブルスイッチを考慮して組めるのか。投手交代のタイミングをシリーズを見据えつつ
このゲームを取るために見切ることができるのか、を注目したい。
ポストシーズン無安打だった田中にクリーンヒットが出たのがファイターズにとっては朗報。
カープはこのまま中田を黙らせておけば勝機あり。
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SuperFormula2016 Round6 SUGO [F-1]

タイヤ、燃料、駆け引き、今のレースは難しい。
なかなか純粋に速い! って事で勝負に勝つ
という事はほぼない。

しかし、今日のレースは早く走れれば勝てる!!
というまれに見るシュチュエーションが生まれた。

セーフティカーの導入のタイミングで、トップを快走中だった
ITOCHU ENEX TEAM IMPAL の
No.20 関口雄飛 だけがこのタイミングでピットに入れなかった。
築いたリードはゼロなだけではなく、事実上の最下位。
しかし、ここの監督は星野一義。
速く走って勝つ、の体現者。諦めるとか、絶対にこの人の辞書にはない。

2位と34秒の差を作ることができれば、ピットでの給油をしても
トップを維持できる計算だが、許される周回は34から35週くらい
の計算になり、つまり 1週1秒、2位のマシンを引き離す必要ある。
ここまでのタイムを見ると不可能ではない、ものの
同じシャシー、二種類のエンジンしかないこのカテゴリーでは、
Mission Impossible !! っていう数字。
マシンは燃料消費分は軽くなり、路面はラバーがのって良くなるるものの
タイヤは悪くなるっていう条件も、そもそもマシンにも大差ない中で
攻め続けることでのみ達成できるこの Mission。

セーフティカーアウトの時、トップに位置する関口は、
邪魔者のいないサーキットを圧倒的なタイムで攻め続ける。
それを続ける、攻め続ける、クリアなバイザーから見えるその目は、
見えない相手を見据えて、一台また一台と抜いていく。
車を追い越すというイベントは発生しなくても、タイミングモニタ上は
最下位から順位を上げ続けていく、この集中力、それに応える車とタイヤ。

そしてリミットの一周前には、その34秒ギャップを埋めてしまう。
鬼神の走り、ゾーン?
そしてピットイン、給油。この超緊張の給油作業を Impal ピットは
ノーミスでこなして No.20 のマシンを迫りくる 2位の No.64 の
前にを送り出すことに成功する。熱狂の SUGO サーキット。
この後も緩めることなく攻め続け、Finish !!!!
速さで、速く走り続けることで、事実上の最下位から獲得したこの圧巻の勝利。

関口雄飛 一人舞台。

可夢偉も、来季マクラーレンのバンドーンも、中嶋一貴も、WEC王者経験者の
ロッテラーも彼方後方。

遅れてきた、28歳、やんちゃ坊主の覚醒、まさに千両役者。

2016、6戦やって勝者5人のめくるめく混戦シーズン
次の最終戦、鈴鹿で初のチャンピオンを関口が決めるのか。
それとも、今日の関口の走りでスイッチの入った他のドラーバー
が持っていくのか。

ほんと、良いシーズンになりそう。
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5000/1 のハッピーエンド [サッカー]

プレミアリーグの優勝で皆に祝福されるなんていうことは無い。
でも今回は別。

昨シーズン降格危機から残留を決めたような、
オイルマネーとは無縁のタイ人オーナーの低予算チーム。
この庶民的なチームが献身的ハードワークで、
金満クラブの差し置いて優勝を決めた。
サッカーが庶民のウサを晴らしたのだ。

もちろん、頑張りだけで優勝できるほどプレミアリーグは甘くない。
かと言って、金だけで勝てないこともこれまで何度も証明されてきた。
チェルシー、シティ、ユナイテッド。
ビッククラブでも節約することでずーっと勝てないアーセナル。
スアレスを売った金をうまく使えなかったリバプール。

昨シーズン優勝のチェルシーの躓きは驚きを持って伝えられたものの、
モウリーニョのやり方は、優勝した次のシーズンも若いフットボーラーが
頑張れるものではない。この人は優勝請負人だけど、常勝軍団は構築できない。
勝つためだけに指揮をする限界。
これとは真逆なのがアーセナル,ベンゲル。こちらはサッカーが好きで、
やりたいサッカーを追求する。結果、ここ一番勝てない。
スピードと技術の追求は、最高の質を求めると選手は限られ、選手の故障を招く。
結果、休みのないタフなプレミアリーグでは勝ち切れない。

マンチェスターの両雄。
ユナイテッドは、常勝ファーガソン軍団以後、模索が続く。
二年目の監督ファン・ハール、この戦術好きを救ったのが、
ルーニーらの故障離脱で起用した若い才能に救われたのがなんとも皮肉。
そして、監督交代のタイミングを逃してしまう。

シティは、チャンピオンズリーグとプレミアを両方狙うのはまだ早いのか。
その要因を監督と判断し、グラウディオラを確保するあたりが、このチームの本気。
今シーズンは、どちらかと言えば CLに重きを置いたわけでこの結果は想定内か。

リバプールは、スアレス・ジェラードロスを、クロップで埋めようとしたわけだけど
話題性は抜群だったけどシーズン途中からでは、クロップのサッカーは実現できない。

というわけで、上位予想のチームが自滅する中、
得点取れるけど、とられるチームだったレスターが、シーズン進むうちに
負けないチームに変貌していく。守り方を会得していく。
カップ戦なども早々に見切り、目の前のリーグ戦を戦っていく、全力で。
無名の選手たちは、代表に呼ばれるようにもなり、その経験を活かす。
注目されても、奢ることなく献身的に走り続けた。
最後は、オールド・トラフォードで8分に先制されながら、前半に追いつき、
守り切って引き分けた。これ、実力。
献身、成長、団結、これが皆の心に響く。
その結果としての優勝が感動、喜びをもたらしたのだ。

ここに、岡崎慎司がいたことで、このストーリーをより身近に感じられた。

おめでとうレスター。
ありがとうレスター。
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